日本人といえば伝統衣装は着物を思い浮かべますが、最近は冠婚葬祭や何かの目出度い場所でしか、着物を着る機会がありません。
一昔前はどこの家庭でも、昔ながらの着物を着ていたというのに。だから自宅のタンスにも着物を置いてないという人は、年々増えているでしょう。
一方で浴衣については軽装なので、自宅で愛用しているという人はいると思います。
しかも夏祭りの時に浴衣を着ることは、女性の場合には一般的になっていますから。
でも重たい振り袖の着物となると、やはり保存のことでも困ることがあります。
着付けの方法が良くわからないというのも、着物を着るときに困ることです。
昔の伝統的風習が、失われていくのは悲しいことだなと、ふと頭をよぎりました。
ところで、着物レンタルができるという話は、知りませんでした。
レンタルといえば自転車、車、ビデオ。そういうものだと思っていました。
衣服のレンタル、しかも着物ということで、いつからレンタルが行われているのか存じませんが、良いアイデアだなと思います。
普段全く使わないものはレンタルでというのは、極めて合理的な発想だと思います。
着物の保存をする必要もなくて、必要なときだけ借りておけばokなのです。
でもそうすると、ますます自宅に着物を置く人は減るかもしれないという考えもあるのですが。
現代の事情を考慮すると、仕方がないという言葉が当てはまります。
地元で調べてみると、着物レンタルを奈良で出来るお店がけっこうあると分かりました。
近隣のレンタル会社を利用してしまえばいいのだなと思います。
七五三でもお宮参りでも、様々な冠婚葬祭でもです。
そういうお店は、来店してレンタルすると着付けも行ってくれるというのです。
着付けは無料でしてくれるということだから、嬉しいサービスです。
着物の着付けについては、覚えるには何度も着て体で覚えるのが良いのでしょう。
着物レンタルは日本文化継承の場として、重要だなあと感じました。