ソフトの買取を生業とする奈良の会社で、商品の査定をしています。
毎日さまざまな商品の査定しており、ソフトの買取も大切な業務の一つです。
特にインストールに関わるシリアル等には気を使っており、
付属品等に不揃いがないかなど、非常に気を使います。
それほど気を使っているソフトの買取ですが、
先日、譲渡に関する件でちょっとしたトラブルになりました。
買い取ったソフトは自社の販売ルートを通じて、
いろいろなお客様の元に渡ります。
そこであるお客様からインストールに関する問い合わせを受けました。
前オーナーがどのような、人だったかを知りたいとのこです。
さらに本当に所有権を破棄したのかを確認してほしいとのお問い合わせでした。
基本的にはソフトの買取をした時点で前オーナーは、
ソフトに関わる全てを破棄した事になります。
そのことをお伝えしても、なかなか納得していただけません。
果てには前オーナーの連絡先を教えてほしいと言ってきました。
自分で連絡して確認すると言っています。
個人情報の関係上、そのようなお問い合せにもお応えできないと返答しました。
そこから1時間おきにメールや電話で、前オーナーと話がしたい
、前オーナーの意志を確認してほしい。
といった内容のお問い合わせを受けるようになりました。
なんど説明しても納得していただけません。
さすがに業務に支障をきたすようになってきたので、
強めにお断りしたところ「御社を訴えます」と言ってきました。
ここまで来るともはや穏便に済ませられません。
会社お抱えの弁護士にお願いして、お問い合わせのお客様との間に
入ってもらいまいした。程なくして問題は解決しました。
どうやらこちらをからかっていたそうです。
本物の弁護士が出てきたため、事の重大さに気がついて、
すぐに手を引いたそうです。
弁護士からは業務妨害で逆に訴えることもできますよ、
と言われましたが、こちらもそんなに暇ではないのでお断りしました。
毎日たくさんのソフトの買取をしていますが、
改めて買取査定は難しいなと感じた一件でした。